2014年4月28日月曜日

【OLT 2014】 ローテーション決定

パズルはお好きですか?:研修管理委員会の目標の 3S ってなんでしょう?

最近はCMも盛んですが、スマホでパズル的なものに夢中になっているような人もいますし、
入院患者さんのベッドサイドでもパズル的なものが置かれていることもあります。
内科医師としては、日々の臨床もパズル的な要素もありますが・・・
個人的には1年に1回のパズルが大変です・・・
:初期研修医の ローテーション決め です(中4日とかではありません)。
年度によって、研修医の数が替わること+受け入れの問題+各個人の希望を加味して、
Balanceよく・・・ とは思うのですが、なかなか難題です。

一応、今年度のローテーション表は下記のようになっています:課題もまだ残っていますが・・・

 2_2:管理型の2年目 2_1:たすき掛けの2年目
 1_2:管理型の2年目 1_1:たすき掛けの1年目 + 1_0:短期研修の1年目 です。

院内のポータルサイトにもUpされていて・・・いく予定です。
研修関連の仕事は結構多いのですが、複数の人の助けを借りながら何とか・・・です。
来年度こそ、3SSystematic+Smart+Smooth にやってみたいと思います!
この標語には何の意味もありません・・・:すみません
 
【参考:過去のローテーションについての記事】http://fukugim.blogspot.jp/2010/12/blog-post_22.html

2014年4月21日月曜日

【OLT 2014】 看護実習!:04月03日(木)⇒04日(金)

4月にはいって、皆さんも新しい場所に慣れてきました・・・でしょうか?
うちの愛娘も ピカピカの一年生 になり、今日はさっそく授業参観!
カワイイ娘を教室の後ろからみていました(日中、抜けさせてもらってアリガトウ!)。
さて、当院 初期研修医のOLTも先週でようやく一区切り(直にOLTのまとめをUpします)。
ドンドンと日常業務に入っていってくれていると思います。
4月の第1週には恒例の看護実習をしてもらいました。
初期研修医には、日勤 ⇒ 深夜勤 という大変なサイクルを経験することと、
当院における業務の流れなどを体験してもらいました。
※ 医療行為はチームでやるものですが、医師の指示が律速段階・問題であるということが
十分にありえるということを理解してもらうと、今後の医療にも役立つかもしれません。
今年は夜中に カワイイ研修医 ・ 専攻医 を観に行くこと・・・ はなかったのですが、
いろんな先生が応援にも行ってくれたようです(写真撮影もバタバタ)。
3階病棟!
5南病棟!

4南病棟!
7階病棟!
ICU!
4北病棟!
5北病棟!
6南病棟!
撮影に協力いただいた 先生・看護師さん、ありがとうございました! 

※ 2014年04月28日時点で1枚写真が足りません:専攻医分も誰か持ってますか?

【過去の記録】
2013年度:http://fukugim.blogspot.jp/2013/04/olt-040405.html
2012年度:http://fukugim.blogspot.jp/2012/04/olt456.html 
2011年度以前は記録にないようです・・・:すみません

2014年4月18日金曜日

第111 回内科学会総会 サテライトシンポジウム:04月12日(土)

早いか遅いか・・・ どちらがいいか・・・。
桜が散るのは遅い方がいいですが・・・基本は 早い方 がいいですね!
悪いニュースも 早い目に! いいNewsも 早い目に!
 予演は 早い目に! 原稿提出は 早い目に! 脳虚血の解除は 早い目に!  
 
何のことかわからなくなりましたが、12日の朝一番からのシンポジウムに参加するために(?)
少し 早い目に!  院内を抜けさせてもらって、東京に出張!
抜けさせてもらった総合内科メンバーには 言えないくらい 申し訳ないぐらい スゴイお店で、
要人と2人で夕食を楽しみました! 【参考:女性でもありませんし、女性がいるお店でもありません】

内科学会総会は、認定医/専門医更新のための点数稼ぎ (?)・・・ではなく、勉強のため、
全国から多くの内科医が集まります。
そこでは色んな人に会いました!
 ◆ 大学時代の友人(茨城):あだ名と下の名前しか思い出せなかった:ゴメン!
 ◆ 初期研修時代の友人(京都):ちょっと太った?
 ◆ 大学時代に院外研修でお世話になった先生(北海道)
:若手医師向けの書籍を執筆されています
 ◆ 初期研修時代の恩師の先生(東京):遠すぎて挨拶できませんでした
 ◆ IDATEN in Fukuchiyamaでお世話になった先生(複数)
 ◆ 福知山から応援に来て下さった(?)先生(福知山)
 ◆ 当院や前任地で病院見学に来られた先生:声を掛けてくれてありがとうございました!
 ◆ じきに103歳を迎えられる 日野原 重明先生:かなりの至近距離でした。

日野原 重明先生のご講演では、いろいろと 響く言葉 がありました(訳や解説は省略)。
一部を抜粋すると・・・
 Ambroise Paré の言葉より:
"To to cure sometimes / To relieve often / To comfort always"  
 Cicely Saundersの言葉より: 
"Being with the patient"

日野原先生はご講演のあと、当院からも2演題、発表させてもらった
医学生 ・研修医の内科学サミット2014 』 にも参加されました。

午前中には、 Poster発表 として・・・
西山 大地ほか
気道感染症状で関わった際に,肺動脈関連の手術歴と慢性炎症の存在から
IgG4 関連疾患大動脈周囲炎の診断に至った66 歳男性 

また午後からは、テーマ別公開討論会 として、
高齢化社会における専門診療と地域・在宅医療のあり方」というセッションで、
西村 加奈子先生が指定発言者として発表、その後、グループを代表して総括してくれました。
 西村 加奈子ほか 地域の強みを活かした魅力的な研修経験から
その後、表彰式があり・・・
◆ 西山 大地先生の発表は、有力な受賞候補・・・と、前後の発表を聴いていて思いましたが、
残念ながら、優秀賞はGetできず・・・:予演も頑張ったんやけどねぇ・・・
前日の予演の様子:もっと多くの眼を経ていましたが写真のタイミング悪く・・・
◆ 西村 加奈子先生は、優秀発言者賞 をGet! おめでとう!!
日野原 重明先生が偶然写った写真もありましたが・・・ Upは見送りました。
お二人とも、よく頑張ってくれました!
サポートしてくれたスタッフも含めてお疲れさまでした!

2014年4月16日水曜日

【OLT 2014】 新研修医 総合オリエンテーション@二条:04月05日(土)

ようやく4月も半分が過ぎました・・・ ヤッパリ、新年度は忙しいですね。
新規採用の研修医・専攻医・スタッフの皆さんもようやく落ち着きをみせてきたころ・・・ですが、
個人的には、追われている仕事が山積みで、少しヘバリ気味です。
研修医のOLTも先週で一段落・・・ではあったのですが、Blogでの更新は間に合わず:すみません。
※ 前回のOLT関連のBlogにようやく名前を記入しました:藤原 美佐紀先生、ありがとう!
何とか 京都府医師会ネタ を続けてみようと思いながら、時間が経ってしまいました。
で、OLTですが、京都府では毎年、京都府下の研修病院の研修医対象のOLTがあります。

昨年に引き続き、今年度も内容や参加者(+参加者の感想)は把握していないのですが・・・
写真を撮ってきてもらうこと! だけは依頼しました!
今年は京都府立医科大学出身の先生が多かったこともあったので(?)、下記の写真に・・・
今年の1年生はメンズのみ:華がない? なんて言わないで下さいね!
第1週の週末はもう遠い昔かな?  お疲れさまでした!
【過去のBlog】
2013年度:http://fukugim.blogspot.jp/2013/04/olt2013-0406.html
2012年度:http://fukugim.blogspot.jp/2012/04/olt-47.html

2014年4月11日金曜日

研修医のための勉強会@京都府医師会:03月01日(土)

春休み・・・は社会人には無縁ですが、
春休み行われた春の甲子園で、
福知山成美が出場し、躍動したことはまだ記憶にあたらしいでしょうか?:8強!
2014年03月28日付の両丹日日新聞より:http://www.ryoutan.co.jp/news/2014/03/28/007687.html

そして、さらに快挙!(これも春休み中に行われていたみたいです)
福知山成美高校女子硬式野球部が、第15回全国高校女子選抜記念大会で 準優勝!
2014年04月09日付の両丹日日新聞より:http://www.ryoutan.co.jp/news/2014/04/09/007729.html

さて、01月末に京都府医師会が主催(共催?)された交流会から1ヶ月強で、
さらに勉強会が行われました:『 明日から使える!? Quiz & Sim de QQ
こちらに関しては、京都府医師会共催(主催?)で、今回は指導医は関係なく、
当院は研修医の参加のみでした。
前回の交流会と同様、チーム対抗でのクイズがあったようですが・・・
今回は、萩原先生が属するチームが 準優勝! :おめでとう!
(掲載許可ありの)写真があったら、教えて下さいね!

掲載許可ありの写真:ともに笑顔の萩原先生と2014年度から当院勤務の井岡先生

2014年4月9日水曜日

研修医のための研修と交流会:01月25日(土)

リトルなでしこ が快挙!って言っても、何のことかわからない人も多いですよね。
随分前ですが、先週土曜日に、
17歳以下の女子サッカーのW杯で、なんと 優勝! 世界一になりました!
6月から始まる男子サッカーW杯でも SUMURAI BLUE の 躍動を期待したいですよね!

随分前の話ですが、京都府医師会主催 研修医のための研修と交流会 がありました。
昨年にも開催され、昨年度は当院から、5名の指導医+3名の研修医で参加しましたが、
今年はFreshな指導医として、生方 綾史先生と中西 優市郎先生が参加しました。
【2012年度】 http://fukugim.blogspot.jp/2013/10/0126.html

全体のバランスからすると (上記Posterをみると、当院ゆかりのMemberが複数)、
京都府での研修医育成に貢献! と言いたいところでもありますが・・・
MEQステーション+シミュレータ シナリオでは、チーム対抗で症例に臨んだようですが・・・
なんと! 当院の 西村 康裕先生 が関わったチームが 優勝!
※ 昨年も当院の研修医が活躍!:幕内先生チームが優勝! 座古先生チームが準優勝!
 
指導する側の準備も大変だったと思います:お疲れさまでした!
また、参加して奮闘した研修医の先生もよく頑張りました!
 
なお、随分前の話ではありますが ・・・ みんなで撮った集合写真:掲載許可ありなら ・・・下さいね。

2014年4月7日月曜日

【OLT 2014】 採血実習:04月01日(火)

春は色んなスポーツの新しいシーズンの始まりですね!
東北楽天ゴールデンイーグルスの注目Rookie の 松井 裕樹選手は ホロ苦Debutでしたが、
NY Yankeesに移籍した MLB Rookie の 田中 将大選手のDebut戦には、ホッとしましたね。

当院 注目のRookieは?:今季は新規採用医師が20名超のようで、
医師の名前を覚えるだけでも大変のようです。
※ 昨年度のBlog記載の 初日の歓迎会は、大盛況!:Posterの貼る位置がヨカッタ?
西村 康裕先生、名幹事でした!
さて、初期研修医については、今年度は 3パターン で9人の先生が加わりました。
◆ 管理型:4名(フルマッチ) 
池垣 俊吉(いけがき しゅんきち)先生  大倉 孝史(おおくら たかし)先生
岡 浩平(おか こうへい)先生  村尾 允弥(むらお まさや)先生

◆ たすき:1年目:3名 
河内 隼人(かわうち はやと)先生 小寺 勝也(こてら かつや)先生 仲井 邦浩(なかい くにひろ)先生

◆ たすき:2年目:2名 
井岡 笑子(いおか えみこ)先生 斎藤 恵美子(さいとう えみこ)先生
  ⇒ そうなんです! 今年は2年目から1年間来られる先生が、2名おられます。
新しいことなので、バタバタはあるかもしれませんが、お姉さんとして頑張って欲しいです!!

さて、OLTはいつものように・・・
初日は、辞令 ⇒ ローテーション中〇日ではありません)の説明他のあと、採血実習に臨みました。
昨年度と同様に、実習の仕切りは 西村 加奈子先生!
2年目の先生も指導の立場に回ってもらって、いい感じでした。
※ 川島も時間に余裕のある火曜日だったので見学 (+口出し?:ゴメン)
声掛けのタイミングが悪く・・・ アル綿を捨てたあとでした・・・
さらに指導医の西村 加奈子先生が呼び出しで不在・・・:ゴメン!
採血手技は、ホロ苦 Debut・・・だったでしょうか?
初期研修医の先生には やる気 をシッカリ持ってほしいですが、
手技に関しては、とにかくやってみる・・・、ではありません。
See one, read one, simulate one, do one, and teach one! が基本です!

【註】 今年は指定図書を変更してみました


知っているようで知らない!  注射・採血・穿刺のコツ〜基本手順やよくあるトラブルの解決法など、一歩飛躍するためのワザを身につける!

先輩研修医も自分の腕を差し出して・・・くれています。
※ 上述の写真でも、2年目研修医+萩原 広一郎先生 / 西村 加奈子先生 が 体 張っています。
同じ部屋にいたハズの 卒後18年目の指導医の腕は
 (田中 将大選手もビックリの?)無傷・・・(問題あり?:誰か刺しますか?)
 
さらに、初期研修医室の扉にこんなメモが・・・ 嬉しいですね!
文章の一部を抜粋しました:許可取ってません:ゴメン!
当院勤務、臨床研修、そして医師としてのスタートを切ったばかりです。
間違いなく厳しい道ですが、一歩一歩、無理せず、頑張って下さいね!
 
懐かしい(初々しい)面々をどうぞ! 

2014年4月3日木曜日

臨床研究 続き:03月27日(木)

昨今、医療系の研究の話題は、あまりイイものではないことが多いでしょうか?:コメントしません
【追記:註】 細かいことはわかりにくい/伝わりにくいかもしれませんが、
薬剤の効果がどうか、とか、試験管を使って”研究室”で行うようなイメージのもの以外にも
現場の医療の情報から今後の医療に役立つ事象を検証する 臨床研究 というものがあり、
それが当科が目指している ものです。
医師不足・医師偏在が顕著な地方都市においては、日常臨床だけでも大変ですが、
中堅以上の医師にとって、また日本の医療にとっても、臨床研究 は大事な要素です。
昨年の日本PC連合学会 学術大会では
『 当学会主導の臨床研究案についての地域中規模病院からの提言 』として発表
そして、今年の日本医療マネジメント学会のシンポジウムでも
次の演題で発表させてもらおうと思っています:抄録の提出が遅れているのですが・・・
「地域基幹教育病院における病院総合医育成
 ~ 家庭医療研修の経験と臨床研究の可能性を活かして ~」
※ 2012年にもマネジメント学会で発表させていただきました:http://fukugim.blogspot.jp/2012/10/14-1013.html
※ 以前、当院が主管であったこともあります:http://fukugim.blogspot.jp/2011/06/blog-post_27.html 

当院での臨床研究のエンジンは、以前からお伝えしているように和田 幹生先生。
まだまだ若手の医師もいますし、久美浜Hpに異動する医師もいますがが、
この+αの仕事を意識をもって、進めていければと思います。
本格始動しているもの+しなければいけないもの・・・がありますね!
また2014年度としても、落ち着いたらMeetingをしていきましょう!
【以前のBlog】
第1回WS:http://fukugim.blogspot.jp/2014/02/0211.html 
文献検索:http://fukugim.blogspot.jp/2013/08/0829.html
Kick Off Meeting:http://fukugim.blogspot.jp/2012/10/927.html

2014年4月2日水曜日

2013年度 研修修了式:03月25日(火)

年度のはじまりは、微妙に人手不足で、まだまだ日常とは程遠い感じで流れています。
来週ぐらいには落ち着きそうですかね?
今日も本来なら救急カンファの日・・・ではありますが、
新規採用医師(初期研修医・専攻医・スタッフ)は電子カルテ講習会で不在、
そして新2年目は 悲惨な Hard schedule が待ち受ける2週間に突入しており、
つい先週までいた初期研修医も当院を去られ、救急カンファはお流れに・・・
さて、先週の火曜日には、2013年度の臨床研修修了式が行われました。
昨年のBlogでもここで掲載していたので、同系列の記事として・・・
先日、病院として参加した”基本的臨床能力評価試験”で、全国8位(184病院中)と健闘!
 施設単位で受けたことを加味すると 大健闘!! でした。
順位を競うものではないですが、上位の成績を収めた方も複数いて、スゴイと思いました。
【病院HPより】 http://www.fukuchiyama-hosp.jp/kensyuui/topic.htm
【先日の様子】 http://fukugim.blogspot.jp/2014/02/2013-jamep-0201.html
さて今回は、事前の連絡も順調で、全体的にもスムーズに流れていきました:以下発表グループ順。

【たすきがけ:1年目】
 福盛 勇介先生 桂川 葉子先生 田畑 華子先生

【管理型:2年目:2013年度は当院で専攻医】:3年連続で 当院で専攻医にあがる研修医がいます
 西村 加奈子先生 朝山 彬先生

【管理型:2年目】
 小原 潤也先生 座古 竜世先生
最後に香川 惠造院長よりコメントをいただき、続いて修了証書の授与がありました。
また、今年度から研修修了者から、当院への 寄贈 がありました:聴診器 3本!
感染管理対策で役立つといいのですが、
300床強の当院で全ベッドに研修医寄贈の聴診器を準備するには、
あと 100年かかりそう です・・・
※ 卒業生(専攻医・スタッフ含む)で聴診器をぜひ寄贈したい!方はご連絡くださいね!: 半分 冗談です

さて、今年も 年度末の忙しいなか、多くの方にもお集まりいただきました:
これからも 暖かく、かつ 厳しく 研修医を育てていただき、
ぜひ 帰ってきたい!と思える 臨床研修病院でありたいと思います!
多くの職員の方にも会場設営(や写真撮影!)にも関わっていただきました:ありがとうございます。
とにかく、研修修了、おめでとうございます!
【過去の研修修了式】
2012年度:http://fukugim.blogspot.jp/2013/03/2012-0326.html
2011年度:http://fukugim.blogspot.jp/2012/03/2011-322.html
2010年度:http://fukugim.blogspot.jp/2011/03/2010.html

2014年4月1日火曜日

臨床指導のコツ?:03月31日(月)

ついに4月になりました!
今日は朝から辞令で重々しい荘厳な雰囲気だった・・・と聴きましたが、
お気軽な感じだった専攻医もいたとか、いないとか・・・
当院は 臨床研修指定病院 かつ 日本内科学会認定医制度教育関連病院 ですが、
臨床教育ってどうするのか・・・は個人に委ねられている面も少なからずあります。
実は医師の臨床研修に係る指導医講習会については、厚生労働省が定めたものがあります。
ただ、この参加要件は、『7年以上の臨床経験を有する医師』となっているものが多く、
考えてみれば若手医師は医学教育の手法を学ぶことも少ないのかもしれません。
※ 自分自身は前任地で若手にも関わらず、指導医講習会+プログラム責任者講習会に
参加させていただいた経験があります:(前任地のTopの先生の決断に感謝しています)

和田 幹生先生は日本プライマリ・ケア連合学会の指導医養成講習会の仕切りをされるたり、
また今年から、HANDS – FDF (Home and Away Nine DayS – Faculty Development Fellowship:註)
研修されていることもあり:【註】http://handsfdf.wordpress.com/about/
さらに2014年度からいわゆる指導医層が当科でもさらに充実することになるので、
臨床指導という観点でレクチャー(打ち合わせ?)を行いました。

自分自身は医学教育の専門家というわけではないですが、講演を行うこともあったり、
それなりに関わりがあったので、比較的当たり前・・・と感じている部分がありましたが、
考えてみれば普通に臨床をやっている医師が教育について教えられたり、
書籍を読むということはないのかもしれず、皆のリアクションが新鮮でした。

同時に中堅医師がチームリーダーを行うにあたっての注意点や依頼事項も伝え、
カンファレンスでの発言の相違があったときにどうするか?的なことも少し話し合いました。
教育の質が上がるといいのですが・・・:最近、写真の質が低下・・・
※ 被写体ではありません:ピント? 露光?
こういった機会を設けてくれた 和田 幹生先生、ありがとうございました!

【参考書籍】:医学教育系の本もそれなりにありますが・・・自分自身が読みやすいと思うものを列記します
決定版!スグに使える臨床研修指南の21原則
:昔からある名著のように思います:執筆者をみると、正直混ぜて欲しかった・・・と思っています
志水太郎の愛され指導医になろうぜ-最高の現場リーダーをつくる
:前任地での後輩が執筆した書籍です:これを全部やるのは無理ですが・・・

また、以前、身体所見関連の臨床研究でご一緒させていただいた菊川 誠先生が、
下記の論文を執筆されていますので、参考にもなりますでしょうか?
Makoto Kikukawa et al. The characteristics of a good clinical teacher as perceived by resident physicians in Japan: a qualitative study BMC Medical Education 2013, 13:100:http://www.biomedcentral.com/1472-6920/13/100

※ 個人的には、指導しやすい環境創りも重要と思っています:当院は素晴らしいです!
研修医をひきつける病院づくり―市立堺病院が工夫してきたこと
:自分が編集に関わっている本ではあるのですが・・・
ACP(米国内科学会) 日本支部 年次総会 2014 というところで、Sessionをさせて頂く予定です
http://www.acp2014.org/session-program/:6月1日(日) 12:45~13:45