2015年6月30日火曜日

当院の時間外 日当直体制:2015年度

全体的なところは、当院HP(地域救命救急センター)やER Blogを参照して下さい
:スタッフや救急車受け入れ台数などの診療実績、取組みなども記載あります。
【病院HP:地域救命救急センター】 http://www.fukuchiyama-hosp.jp/qq/qq-center.htm
【ER Blog】 http://fukuchiyama99.blogspot.jp/

詳細は書ききれませんが(見学に来られたときなど、現場で聴いて下さい)、
当院の時間外救急の体制を初期研修・総合内科の視点でまとめてみます。
他医療機関との比較になる点も意識して記載してみます。
《時間帯》
 ◆ 時間外=17:15~08:30       
 ◆ 土日祝の日勤帯=08:30~17:15 で申し送り

【初期研修医】
基本的に月4回の日当直:内科+外科系の担当医につく
 ※ Walk in と 救急車対応 は、ともに適宜対応
 ◆ 内科
 ◆ 外科
 ◆ 小児科(20時までは小児科医 対応)=以後は内科医
 ◇ 産婦人科は産婦人科医師が対応にて初期研修医は基本的には関わらず
  上記の◆につく=準夜帯(17:15~24:00) → 深夜帯(00:00~08:15)ともに勤務

 《年度はじめは?》
  1年目:おおよそ2週目から見学:3週目から開始
  2年目:最初の2週間は少人数で対応(3年目のサポートがあるときあり)
       土日祝の日直も5月までは2年目主体=負担↑

【総合内科】
内科+20:00以降の小児科を担当
 専攻医は月3~6回?:スタッフは月0~2回? ⇒ 内科 日当直の多くを総合内科が担当
  ※ 臓器別ベテラン専門医の先生方の負担軽減

 ◆ 基本的に、外来(Walk-in / 救急車ともに)+病棟管理を同時に行う
 ◆ 主治医決定は、翌平日日勤帯朝:On callで該当科決定時以外
 ◆ 3連休などでは、3日目日勤帯は総合内科スタッフが病棟入院のチェック対応あり

 《年度はじめは?》
  3年目:2ヶ月間は自主的に研修:6月から担当(最初はバックアップあり)
       土日祝の日直は慣れるまで避ける

【On call】
院内ルールに従い、循環器・消化器をはじめ小児科・外科・整形外科など各科On call体制あり
 総合内科もOn call体制あり(1st + 2nd=2人):対象は超緊急疾患や集中治療を要する疾患
 t-PA治療対応もルールあり
 ※ 各科をローテートしている初期研修医は緊急コールにもほぼ対応
  +
 総合内科 家庭医療チームの在宅当番

【大江分院:院内+在宅】
2015年度から分院にも日当直あり:内科全体で分担
 17:00発の送迎車で移動(=17:00に院内を離れることは 若手には 負担・・・かも
 08:30発の送迎車で帰院(=朝に病棟をまわる時間がないことも 若手には 負担・・・かも
 ※ 本院と分院は電子カルテで共有されていることは大きな利点です:これがないと・・・です

分院での在宅 日当直:大江分院 内科スタッフ+本院 総合内科 一部専攻医/スタッフで分担
 土日祝は2コマ以上を担当:長時間の拘束が (精神的に?) 負担・・・かも

業務そのものの負担 <<< 移動や 本院にいないこと の負担が大きい印象です:若手には

総合内科のスタッフ・専攻医が、
 本院 日当直+On call + 在宅On call + 分院 日当直+在宅On callに関わっているため、
2014年度と比較して、全員集合!が難しくなってきました・・・
ただ、それぞれの立場の人が一生懸命頑張ってくれているので、成り立っています!
これからも頑張っていきましょう!
【参考】 救急関連の勉強会について: 充実のHP も見て下さい!
これは川島作のスライドの一部です

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