2014年9月29日月曜日

第40回 京都医学会:09月26日(日)

夏の週末は悪天候が続きましたが、9月は秋晴れが続きますね!
福知山の秋の味覚といえば、
三和ぶどう(他にもぶどうがあります)、紫ずきん(枝豆)、
万願寺甘とう(『あまとくん』というユルキャラも)、そして 丹波くり があります。
※ ふるさと納税 の品にはいいのでは・・・と個人的には思ったりしています
 
先週末は、近隣に栗の即売会に行ってきましたが、近くの公園でも栗が落ちてますね
:先週のBBQ大会では酔っ払って、栗のトゲのうえに 手をグシャっと・・・まだ一部、刺さっています。
もういっちょ秋の味覚を・・・と、日本海側に釣りに行きましたが、成果は・・・ 聴かないでください。

さて、こういった秋の行楽日和・・・ではありましたが、
当院での臨床研究の成果を、京都市内で披露してくれてきたのは、西村 加奈子先生!
+サポートしてくれたのは 和田 幹生先生!! (東京出張がえり・・・ありがとう!)
第40回の京都医学会で
『 高齢者におけるADLの変化と食事形態の関連性に関する検討
として発表してくれました。
タイトルそのまま・・・ですが、和田 幹生先生に撮影してきてもらいました!
今回は、発表だけでなく、活字化することも最初から念頭に置いての発表でした。
まだ、道半ば・・・(?)かもしれませんが、 大きな一歩 になりました。
発表、お疲れさまでした! 行けずにすみません・・・

2014年9月26日金曜日

BBQ大会 2014年秋:09月23日(祝)

アジア大会では High Level な競技が行われていますね!:大会運営がちょっと・・・との噂も
個人的には相変わらず、サッカーを観ていますが、次の準々決勝は大一番です!

競泳陣もメダル続出!萩野 公介選手は、金メダル4つ! :出場全種目でメダル獲得!
全ての種目がTopクラスというのもスゴイですが、主軸はメドレーというのもスゴイですね!
総合内科・・・に通じるものはあるような、ないような・・・
大会が終われば、祝杯は挙げられるのでしょうか?

さて、天候の悪い今シーズンですが、23日(秋分の日)は見事な 秋晴れ ☀
総合内科BBQ大会が行われたのですが、
企画+ 見事な運営 してくれたのは初期研修医の皆さん!
病院から送迎バスで大呂自然公園でユッタリとした時間を過ごしました!
自分が参加したBBQ大会でも歴代Topの High Level なものでした!:写真をどうぞ!!

一見 普通(?)ですが、ハンパない海老!+事前仕込のアルミホイル系たくさん!
そして、スモーク部隊も!:手作り感タップリ!
金メダル4つ・・・ではなく、肉塊 4刺+鳥の丸焼き!
こんな感じで・・・:シュラスコ:churrascoオリーブオイルたっぷりのアヒージョ:ajillo
総合内科 スタッフ は、
ほぼ準備もせず、会場入りして、準備もそこそこに乾杯、遊んで(子供たちとも遊んでもらって)・・・
まるで 接待BBQ? でした!
家族連れもあり(写真未掲載の人もいますが、最終的に 大人 14名+子供 3名?)、
個人的には乾杯した後、ひたすら子供たちと遊んでいました
研修医の先生が準備してくれた水鉄砲でしたが、子供たちの標的にもなってくれて・・・
アリガトウ!+ゴメンなさい!:自分も濡れるべきだった・・・と反省!
準備だけでなく、後片付け、そしてアルコール我慢など、本当に大変だったと思います。
 
楽しい時間をありがとうございました!
【以前の親睦会系Blog】

2014年9月24日水曜日

呼吸器 勉強会:09月17日(水)

このBlogは結構、時事ネタにも併せて・・・と思っていて、
先週末は iPhone6 関係の話で切り出そう・・・としましたが、間に合いませんでした。
Ver. = Version 』 が関係するネタはもう少し暖めておくことに・・・

さて、先週の水曜日にある呼吸器の本を一気に通読しました。
『JIM』という雑誌に連載されているものが、書籍化されたので興味のある人で集まって・・・
と思ったら、結構オオゴトになってしまいました。
なんと16冊も所有!
今回の書籍は、『 Dr.宮城×Dr.藤田 ジェネラリストのための呼吸器診療勘どころ
各自担当を 持ち時間5分前後で、15症例をチェック!
おぉ!と思ったものも、うぅん↓ と思ったものもありましたが、情報共有しました。
※ 今回の書籍の選定は、川島の興味が優先されたので、総合内科・臨床研修という観点で、
Must!の議題ではなかったと思っています・・・
こういった通読会は、以前にもSnap Diagnosis系でやったのですが、
今度はちょっと変わったUncommon disease系で開催予定です
:諸事情あって、10月以降の開催です。
【過去の開催:Snap Diagnosis系】
http://fukugim.blogspot.jp/2012/11/102330.html
http://fukugim.blogspot.jp/2012/10/snap-diagnosis1018.html

こちらは、総合内科系には、必須?かもしれないので、定期開催も念頭に・・・です。

参加された皆さま、お疲れさまでした!

2014年9月18日木曜日

臨床研修屋根瓦塾KYOTO:09月13日(土)

屋根瓦・・・といって、何を想像しますか?
当然、屋根の瓦・・・なんですが、
臨床研修の分野では、屋根瓦方式 = 上が下を教えるという指導方式で、
その瓦が、比較的近い年齢(卒後年数)で、複数に重なっている( = チーム医療)のが、
よい研修体制とされています
【註】 若い医師が診る場合は必ずチームとしてのBack Up体制・Peer Reviewという検討会があるので、
単独での診療より、漏れのない・質の高い医療の提供が可能と考えています。

この言葉が ”謳い文句” として流行っているらしいですが、
『実際は大変な状況(年齢/学年差が離れすぎ:三重塔 とか 指導医が怖すぎ:鬼瓦 とか)に
なっている施設もあるので、注意しましょう!』と書かれているものもあります。
【註】 上記は、研修病院選びかた御法度 という書籍に記載されています。

当院の総合内科はもちろん、本当の屋根瓦方式・・・と思っています
:実はTopが 鬼瓦 だったりして・・・
さて、先週末に京都府医師会・KMCC 共催の
平成26年度 臨床研修屋根瓦塾KYOTO ~京都で学び 京都で教える~
という勉強会がありました。

京都府だけでなく全国からの研修医が参加!(と聴いています)
当院の初期研修医も4名(1年目 3人+2年目 1人)参加しました!

今回もシミュレーションゲームというのがあったようですが、
そこで、当院の 池垣 俊吉先生のチームが見事 優勝!
河内 勇人先生のチームの3位だったようです!
オメデトウ!
また、指導医としては総合内科 西村 加奈子先生 と 腎臓内科 平野 央先生が参加され、
当院の研修医・スタッフOB/OGも、複数参加されていました!
懐かしい・・・顔もおられますが、おそらく1名は関係ない方・・・だと
参加された皆さん、お疲れさまでした!

過去のBlogです:歴代の? 指導医として参加された方と受賞歴が閲覧できます!
【2012年度】 http://fukugim.blogspot.jp/2013/10/0126.html 《優勝と準優勝》:指導医 5名
【2013年度】 http://fukugim.blogspot.jp/2014/04/0125.html 《優勝》:指導医 2名
※ 指導医が参加していない京都府医師会の勉強会:http://fukugim.blogspot.jp/2014/04/0301.html 《準優勝》

2014年9月12日金曜日

【歓送迎会】 総合内科 June 2014!:06月04 日(水)

すっかり夏が終わってきたような涼しさですね。
半袖と長袖が混在・・・しているのは、6月の歓送迎会の写真です:Upが遅れてすみません。

このときの写真にいて、現在、総合内科にいない人は・・・
1・2・3・4・5・6・7・・・???:数え方にもよりますが、6・7人ですね?
Blogの訪問者も、おそらくこの週末で、234567 をカウントすることになると思いますので、
もし、その番号を保存できたら、声をかけて下さいね!:222222については記事にし損ないました。
大所帯!ですが、学生さんコミのmemberです!
6月=5月まで と 6月からの初期研修医の歓送迎会でしたが、もう随分前のような・・・
4月から頑張ってくれた1年生 3人:河内先生 小寺先生 大倉先生 (アレ?不在)
6月から頑張ってくれた (既に過去形) 1年生 岡先生 と 2年目 井岡先生
年度のはじめで大変な時期だったと思いますが、お疲れさまでした!
【過去の歓迎会Blog:順次増やしていきます】
2014 August http://fukugim.blogspot.jp/2014/08/august-20140805.html
2014 February http://fukugim.blogspot.jp/2014/02/february-2014-0226.html
2014 January http://fukugim.blogspot.jp/2014/01/january-2014-0114.html
2013 November http://fukugim.blogspot.jp/2013/11/november-2013-1107.html
2013 September http://fukugim.blogspot.jp/2013/09/september-2013-0905.html
2013 August http://fukugim.blogspot.jp/2013/08/august-2013-0807.html
2013 June http://fukugim.blogspot.jp/2013/06/june-2013-0605.html
2013 April http://fukugim.blogspot.jp/2013/05/2013-0415.html

2014年9月10日水曜日

【執筆関係】 2014年 秋

新生 アギーレJapan (日本サッカー男子) の船出の2連戦が終わりましたね!
初戦はちょっと・・・でしたが、第2戦では 若い新戦力 が躍動していましたね!
 ベテランのサポートもある 見事な2ゴール でした!
ミスもありましたが、ベテランと若手が融合して、
これからドンドン、チームとしてまとまって 大舞台 で結果を出して欲しいですね!

当院の執筆関係でも 若い力+ベテラン が頑張っています!
まず、同じ雑誌 (右中) 若手から2連発 です! (ベテランのアシスト付:和田 幹生先生+川島)
片岡 祐。薬の副作用としてのめまい・ふらつき。めまいのミカタ。治療 2014; 96(8) p.1251-1253
中西 優市郎。まれな脳血管性眩暈の原因(椎骨脳底動脈解離)。治療 2014; 96(8) p.1254-1255

そして、学会誌(査読ありではなく依頼原稿ですが)+商業誌に ベテランから2連発!
鈴木 龍児。敗血症性ショック どこまで対応する?救急疾患。治療。2014; 96(7) p.1074-1078
鈴木 龍児。発熱を伴う腰痛 専門医部会:シリーズ:患者の言葉・身体所見を読み解く 
内科学会雑誌 2014 103(8) p.1981-1984  
そして、もうちょっとベテランが2連発!
:個人的には豪華執筆陣が揃う 「ゲシュタルト・・・」 に 2回連続執筆 させていただいたのも嬉しいです。

川島 篤志、岩田健太郎(編)。レジオネラ肺炎。
診断のゲシュタルトとデギュスタシオン2 p138-148 金芳堂 2014年
川島 篤志。お山の大将が例を欠いたら。これだけは押さえて欲しいルール&マナー  
日本医事新報 2014; No.4714 p36
今シーズンは執筆が多く、あと校正待ちや発刊待ち、そして既にAcceptされた英文誌もあり、
次回の投稿が楽しみです! 
執筆+サポートされた皆さま、お疲れさまでした!
ベテランはぜひ学会誌・英文誌を頑張りましょう!!

【過去の執筆関連のBlogです】http://fukugim.blogspot.jp/2014/06/2014.html
http://fukugim.blogspot.jp/2014/01/2014.html
http://fukugim.blogspot.jp/2013/06/2013.html
http://fukugim.blogspot.jp/2013/04/blog-post.html
http://fukugim.blogspot.jp/2013/01/blog-post.html
http://fukugim.blogspot.jp/2011/01/blog-post_25.html
【当院メモ:筆頭者のみの名前:未記載があることも理解のうえです・・・:書き方も間違ってるかも・・・特に本】
当院のシステムや変化を理解するのにおすすめの4文献には※をつけています!
《2014年》:学会誌 1 商業誌 6 書籍 0 その他 1
竹村 雅至ほか。その他の内科疾患 特集 悪心・嘔吐の見立て 知っておきたい鑑別と治療のポイント レジデント Vol.7 P.45-51 2014
川島 篤志、奈良信雄(編)。もっと上手くなれるプレゼンテーションのしかた~プレゼン基本編。こんな時どうする?患者の診かたが本当にわかる レジデントノート別冊 2014; P167-176
片岡 祐。入院中の電解質異常(ナトリウム、カリウム、カルシウム)入院患者管理パーフェクト 増刊レジデントノート 2014; Vol.16, No.5
片岡 祐。マイコプラズマ感染症はどのような病気なのでしょうか? 咳のはなし 治療 2014; Vol.96, No.4 P.396-397
香川 惠造、北川 昌洋、川島 篤志。隣はなにを研修する病院ぞ。臨床研修に今日から活かせる指導医エッセンス 2014; P12-13

北川昌洋、川島篤志、永井義浩、座古竜世。福知山市花火大会 露店爆発事故 ~市立福知山市民病院での研修医の奮闘~ レジデントノート 15(16) 2014 2962-2967
来住知美、内堀善有、堀哲也、藤谷 直明。若手ジェネラリストと語る!プライマリ・ケアの未来
 日本プライマリ・ケア連合学会誌 Vol. 36 (2013) No. 4 p. 327-329
https://www.jstage.jst.go.jp/article/generalist/36/4/36_327/_article/-char/ja/
《2013年》:学会誌 2 商業誌 10 書籍 4 その他 1
生方綾史。倦怠感 危険な○○見逃し回避術 日本医事新報 4677 2013 42-46
角谷慶人(出題・解説)鑑別診断トレーニング Nikkei Medical 2013.07 79-82
川島篤志。地域医療における総合内科の実態 ~実地医家が知りたい情報を数字で示す~  京都実地医報 25 P.3-13
Mikio Wada, et al. Practice patterns for lower respiratory tract infections in hospital patients with particular focus on bacteriological examinations and injection antibiotics use. Int J Gen Med. 2013; 6: 597–604.
武部弘太郎。入院させて診断する必要性があるコモンな不明熱 JIM 23(6)2013 470-473
平野央(出題)和田幹生(解説)鑑別診断トレーニング Nikkei Medical 2013.04 103-106
西谷重紀。意識障害 今日読んで、明日からできる診断推論 日本医事新報 4644 2013 126-132
川島篤志 現場で役立つコミュニケーションのコツ レジデントノート 15(3) 2013 511-517
渡邉力也。頻脈・徐脈 キケンな脈拍異常 medicina 50(4) 2013 604-607
和田幹生 診療も医師-患者関係も慣れてきたと思ったときが要注意 「しまった!」を役立てる 日本プライマリ・ケア連合学会編 南山堂 治療増刊号(95)2013 765-768
宇都宮宏子 川島篤志(監修) 入院時からはじめる退院支援 レジデントノート 15(4) 2013 668-674
浅川 麻里。Step Up式 感染症診療のコツ 初期研修から後期研修まで 本郷偉元編集 文光堂 2013年
和田幹生・川島篤志。サパイラ 身体診察のアートとサイエンス 岩田健太郎 徳田安春 藤田芳郎 須藤博監訳 医学書院 2013年
和田幹生・川島篤志。総合診療外来の問診ライブ 神田善伸 本村和久編集 ジェネラリストのこれからを考える会(GPEP)協力 文光堂 2013年
川島篤志。診断のゲシュタルトとデギュスタシオン 岩田健太郎編集 金芳堂 2013年
浅川麻里。初診患者の症状別の診かた めまい。月刊レジデント 6:18-23;2013
Yutaka Murata, Mikio Wada, et al. Early Diagnosis of Lemierre’s Syndrome Based on a Medical History and Physical Findings Internal Medicine Vol. 52 (2013) No. 2 p. 285-288
《2012年》:学会誌 1 商業誌 6 書籍 0 その他 1
米田道嗣。鑑別診断トレーニング Nikkei Medical 2012.05 82-86
川島篤志。上気道炎のPrediction rule。JIM 22:429-431,2012.
川島篤志。Generalist Japan 2012 印象記。JIM Vol22:694:2012
鈴木龍児。抗菌薬を積極的に使わない場合。Medicina 49:1786-1789,2012.
川島篤志。高齢者の身体診察とコミュニケーションのコツ。JIM 22:880-884;2012
※川島篤志。特集病院総合医セミナー「病院総合医として期待される医師像」第2部シンポジウム:日本型ホスピタリストモデルの構築に向けて 中小病院モデル 日本プライマリ・ケア連合学会誌 Vol 35:140-142:2012
西谷重紀。「総合内科」での後期研修 ただいま後期研修中!。レジデントノート 14:2395,2012
【病院掲載】
KMCCキャリアパス研修中!(KMCCキャリアパスのススメの一部)。iCrip magazine 23:23,2012
http://www.pref.kyoto.jp/drkyoto/kmcc/career-pass/kmcc_fukuchiyama_report2012.html
《2011年》
※川島篤志。総合内科のロールモデルを目指して 臨床研修と教育による地域医療への貢献。病院 2011;70(2):128-130
川島篤志。卒後臨床研修の現場から ~身体所見の小テスト~。月刊レジデント P66-71 
中山雅臣。嘔気・嘔吐 致死的疾患(特に心筋梗塞・脳血管障害)を見逃すな!レジデントノート増刊 診断力を強化する!症候からの内科診療。Vol13:167-173 2011
米田道嗣。鑑別診断トレーニング~MedPeerオンライン症例検討会より~ 日経メディカル special 2011 Summer:臨時増刊号 P131-134
※川城麻里。家庭医が病院総合医として勤務する際のメリット。特集 病院総合医 免許皆伝 JIM Vol 21:656-657:2011
川島篤志他編集:大滝純司監修。考える身体診察。症状・主訴から組み立ててゆく身体診察のストラテジー。文光堂。2011
川島篤志ほか。もっと知りたい「病院総合医」 病院のジェネラリストという働き方。週刊医学界新聞 第2935号 2011年7月4日 
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02935_01
【院長の論文ですが】
※香川惠造。医療マネジメントを駆使した地域医療の活性化.日本医療マネジメント学会雑誌.2011,vol12,p.148-155
《2010年》
鈴木龍児。スナップ診断で切り抜ける!救急外来 キーワードでひらめく直感的診断法 第10回 倦怠感。レジデントノート 12:2275-2281;2010
川城麻里。とにかく血培をとっておけばいいの? Medicina 47:764-767,2010
衣畑成紀。グラム染色を通して見た感染症診療の基本的な考え方。日本医事新報 4487:65-68,2010
川島篤志。Lemierre症候群。Medical technology 2010;38(6):582-583
川城麻里。「かぜ」の診かた。いきなり名医!見逃したらコワイ外来で診る感染症 感染症診療のコツのコツ。jmed mook 日本医事新報社。19-24;2010
鈴木龍児。III章 1.診察方法。人工呼吸器関連肺炎のすべて エビデンスに基づく予防・診断・治療。南江堂。110-112;2010
川島篤志。診察と検査はどのように違うのか~病歴や診察が検査より雄弁だった症例~。身体所見の小テスト。(2稿) 困りがちなあんな場面こんな場面での身体診察のコツ。羊土社。15-22 49-62;2010
川島篤志。小テストで学ぶ”フィジカルアセスメント” for Nurses 週間医学界新聞 看護師版。2010年09月から連載。
《2009年》
川島篤志。Evidenced-based medicine(EBM)を実践する。モダンフィジシャン29(2):235-239,2009
川島篤志。考える診断学 失神。レジデントノート 10(11):11641-1648,2009
川島篤志。Part2 これだけは知っておこう 1.カルテの書き方。UCSFに学ぶできる内科医への近道 改訂3版。南山堂。36-46:2009
川島篤志。身体診察の「足し算」を始めよう 週間医学界新聞。2858号;2009
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02858_01
《2008年》
川城麻里。忘れた頃にやってくる。診断力 強化トレーニング。医学書院。27-30;2008
川島篤志。食べられない人は救います!診断力 強化トレーニング。医学書院。65-68;2008

附属看護学校:2014年度版

今日の US Open 2014 Final :錦織 圭選手、残念でしたね。
あんまりテニスはわからないのですが、Finalistになること自体が凄いですし、
順調に世界ランキングも↑になっているようで、偶然ではなく、必然という感じですね。
今後の4大大会も、楽しみになってきました!

さて、今日は自分自身も Final でした・・・:といっても、附属看護学校での最終講義・・・です。

毎年、感染症と呼吸器の授業をさせてもらっているのですが、
4月から始まって、結構長いコマ数を担当しています。
◆ 感染症では、話題には挙げていた「エボラ出血熱」や「デング熱」が話題になっていますね
:正直、ビックリです。
◆ 呼吸器は、時間が短縮になった影響も少しあって
(それでも自分のペースでしゃべっていたのが悪いのですが)
最後は、かなり押し気味になってしまいました:すみません・・・
実際の現場で患者さんに配布しているプリント(いわゆるVer 1:註)
授業で配らせてもらって、実臨床にもつながることが少しはできたかなと思っています。
【註】Ver1大会は先日行ったのですが、まだ更新してません
:こちらのBlogで少し触れています:http://fukugim.blogspot.jp/2014/07/2014_23.html

時間がおしていた最終日は、ちょっと前に乗り込んで準備して、
最後に試験対策を説明して(夏休みを挟んでいるので、リマインドしてもらうことは重要!)、
そして最後に、皆さんで(自分のなかでは?) 恒例の記念写真 を撮ってもらいました!
掲載OKの学生さんのみです:この前には(掲載許可なしの)集合写真も撮っています!
皆さん、これからも頑張って下さいね!
【参考:過去の看護学校ネタ】
2013年度の最終授業:http://fukugim.blogspot.jp/2013/08/2013.html
2012年度の最終授業:http://fukugim.blogspot.jp/2012/10/2012_16.html
2011年度の最終授業:http://fukugim.blogspot.jp/2012/04/16.html
http://fukugim.blogspot.jp/2011/09/blog-post_08.html
【謝恩会・卒業式】
2013年度の謝恩会+卒業式:http://fukugim.blogspot.jp/2014/03/19-0227-0303.html
2012年度の謝恩会+卒業式:http://fukugim.blogspot.jp/2013/03/18-02270301.html
2011年度の謝恩会+卒業式:http://fukugim.blogspot.jp/2012/03/blog-post_27.html
【学校祭】
2013年度の学校祭:http://fukugim.blogspot.jp/2013/11/2013-1108.html
2012年度の学校祭:http://fukugim.blogspot.jp/2012/11/1102.html

2014年9月7日日曜日

t-PA治療のシステム構築:2014年度

繰り返しになりますが、09月01日(月)から
◆ 地域救命救急センター棟が運用になりました!
 http://fukugim.blogspot.jp/2014/08/0829.html
 地元紙 両丹日日新聞の09月01日の記事より:http://www.ryoutan.co.jp/news/2014/09/01/008251.html
◆ 地域医療教育推進事業が始まりました!
 http://fukugim.blogspot.jp/2014/09/14-090105.html

当院に来られた医学生・看護学生の皆さんも、
地域医療での 「 高度医療(機器)の不足 」 を心配していましたが、
高度医療が何なのか?は、皆さんの意識の問題(+マス・メディアの悪影響?)です。 
再生医療もロボット事業も、地域基幹病院に必須のものではありません。

ただ、緊急疾患への対応(消化管出血・心筋虚血・脳虚血など:専門用語ですみません)は、
地域として必要ですし、頻度も少なくありません(むしろCommon Diseaseです)。
 
実際は機器の不足はありません。
先進諸国内で日本の医師不足は知っている方もおられるかもしれません。
が、 CT/MRIの保有台数は圧倒的に多い のです。
重要なのは、その機器を扱う(判断する) マンパワーの不足 です。
※ この記事をどう読むか?でしょうか? http://www.seikatsusyukanbyo.com/calendar/2010/000386.php

前述の医師不足の統計における医師数も、医師免許保有者でのカウントされるので、
Retireしている方、休業されている方も含まれますし、
診療所や病院・行政機関などの医師もわけられていません。
つまり、急性期病院で緊急対応する医師数が多いとは限らないのです
:きっと少ない・・・ことは理解いただけると思います。
t-PA治療に必要な”機器”は採血結果・頭部CT/MRI・そして薬です
:これを揃えることは難しくありません。
本当のt-PA治療に必要なものは、 ” マンパワー ” であり ” 時間 ” です。
※ 施設認定基準というものもがシッカリと定められています。

さて、08月09日に京都府南部脳卒中診療連携の会@京都で、鈴木 龍児先生が、
当院におけるt-PA治療のシステム構築の経緯
というお題で発表して来られました。
◆ 脳神経外科 村上 守先生は残念ながら出席できず
◆ 北川 昌洋先生はこのあとに当院での災害事例の発表をされたそうです。

そうなんです。
当院で脳梗塞超急性期治療である 血栓溶解療法 (t-PA療法)に対応できるようになりました。
これはとても画期的なことです。
講演スライドも見せてもらったのですが、
実はこの案件に関しては、適応症例は本当に少ないものの、
当院・当地域における以前からの懸念事項で、2013年04月から本格始動しました
(自分たちは総合内科のmemberであり、神経内科医でも脳外科医でも救急医でもない立場での出発でした)。

2013年05月に舞鶴への勉強会に出席し
(決して前々任地時代の馴染みのお鮨屋さんに行きたかったというわけではありません)、
院内でのシステム構築への一歩を踏み出しました。

その後、脳神経外科 太田 努先生と非常勤医師 神経内科 渡邉 明子先生のご指導のもと、
救急室の看護師さんや放射線技師さん、検査室とも協議を重ねて、
当院から近隣医療機関搬送に向けてのマニュアル(”モード”と呼んでいます)
作成・改訂を繰り返しました。
2013年12月、2014年03月には、
鈴木 龍児先生+救急の看護師さんの手のひら(掌)で転がされるように、
シミュレーションも行い、そのたびにマニュアルのVer↑がはかられました。
第1回の緊急呼び出しシミュレーション後の写真
これは『もしかして症例前』のブリーフィング:2014年03月
そして、2014年04月に脳神経外科  村上 守先生が赴任され、
当院でもt-PA療法が可能かも、という話が舞い込んできました!
これは当院にとって、当地域にとってものす凄く大きなマンパワーの増大でした。
当院での治療となると、入院後の対応も関わってくることになり、村上先生を中心に、
地域救命救急センターの北川 昌洋センター長や蝦名 りか看護師長を含めて、
幾度となく、検討を重ねられたようです。
その後、いつか遭遇する状況に対して、
 看護師向け、総合内科医師 (=日中の内科系救急の主軸) 向けだけでなく、
 院内全体・内科医全体・地域の救急隊・地域医師会の先生に対して、
繰り返し繰り返し、講義を開催 していただきました。
04月17日の院内全体への説明会後・・・だと思います。
そして、2014年度も半年を過ぎようとしていますが、既に数例の対象症例もありました。
2014年度の対応例:拡大しても識別できない画素数ですが、
ボードが工夫されているのが何となくわかるでしょうか?
入院後の対応に関しても、
総合内科memberがバックアップにはいる環境(入院後24時間は大変です!)を整えたのですが、
徐々に 看護師さんもPower Up してきて、本当に心強いと思っています。
t-PA治療
言葉でいうのはとても簡単ですが、
その実践に対して、多くの人が多大な労力を費やした結果のことであって、
決して器具を備えれば済むものではない、
地域にとっての高度医療であることの象徴だと思っています。
今後の t-PA治療 をより充実させるために必要なことは、
 院内にも山積していますが、
 実はこの医療を受ける側(患者さん+ご家族さん)や
 当院に搬送される側(患者さんをFollowをしている診療所の先生方)にも、
ご理解いただきたいことがたくさんあります。
地域基幹病院と診療所、住民の方が一緒になって、
より良い地域医療を展開することができれば・・・と思っています!
緊急速報!
この取り組みについては、近日中に執筆されることになると思いますので、お楽しみに!

京都GIM:09月05日(金)

9月第1週は、個人的にメチャクチャ忙しかったです・・・。
前回掲載した 地域医療教育推進事業 で、
平日日勤帯に+αの仕事がありましたが、Duty変更してもらった関係もあり、許容範囲内!

火曜日の医師会勉強会も少し時間は取られましたが(当科から2題ということも)、
それぞれのサポートmemberが頑張ってくれました!
実は、院外関連の業務がテンコ盛りで・・・
総合内科としては、重要なMissionでもある、病院総合医関連のWeb Meetingもありました。

が、それ以上に爆発していたのは 執筆関連!
個人史上稀にみるほどの 大混乱状況
本原稿 最終〆切 ・ 校正チェック ・ 英文投稿の再校正 ・ Web症例検討(ある意味 原稿)が、
複数存在していて、関連するところにご迷惑をかけながらの進捗でした:すみませんでした。

そのうえ、京都GIMの発表があると想像すると・・・
目も当てられないほど 悲惨な状況 に・・・ ??? ならなかったんです!

今回の発表は、西村 加奈子先生 で、サポートは 生方 綾史先生 でしたが、
火曜日に開催された医師会勉強会でも発表でき、
木曜日の昼に、総合内科member対象の予演会も済ませ、
出発直前の印刷騒ぎも一切ないという、スゴイ余裕の準備でした!
発表も川島が前に出ることなく、2人で進行してくれました!:本当に素晴らしい!!
今回も、いい症例を選んで、いい発表だったと客観的にみても思ったのですが、
会のなかでは、何となく、??? / !!! が残る感じでした
:こちらのプレゼン能力が低いのか、納得してもらえないのか、腑に落ちないような・・・
※ 医学教育の考え方では、
◆ 指導医がわからないこともあるので、わからないことを認めて後日にフィードバックを行う
◆ 発言に対して、否定的な対応を取らない(次に発言しようとする勇気が必要になります)
◆ 全体が参加しやすい環境をつくる            といったようなことがあると思うのですが・・・。

ただ、発表直後にも様々なフィードバックもいただき、
さらに次へつなげていける確信をもった、いい発表でした。
※ 質疑応答でも述べましたが、既に臨床研究への第一歩も踏み出しています。

今回の発表症例とは違うのですが、発表した疾患については、
『岩田 健太郎先生編集の 診断のゲシュタルトとデギュスタシオン2 に執筆しました!』 という
番宣 もさせてもらいました: 福知山 のことも実は触れています。
今回は、当院から上記発表者を含めて7人で参加!
会場にも来年度からの当院勤務を希望されている方が3人もおられて、嬉しく思いました。
※ 実はある先生に間違えて、 『筋トレ教室@洛和会』 のパンフレットを渡しそうになりました:
ただ、これはメチャクチャ興味ある取組み!:『専門の資格を持った指導員』・・・って、何だろう?

帰りの車+恒例の居残り組とのジョイント焼肉大会でも、症例+αのことで盛り上がりました
近日中の振り返りも楽しみにしてもらいたいです!
西村 加奈子先生+生方 綾史先生 + 運転・居残り組の皆さんもお疲れさまでした!

【過去の京都GIM関連のブログ】
http://fukugim.blogspot.jp/2011/08/gim.html
http://fukugim.blogspot.jp/2011/09/gim.html
http://fukugim.blogspot.jp/2011/11/reunion.html :発表あり
http://fukugim.blogspot.jp/2012/07/gim7613.html
http://fukugim.blogspot.jp/2012/09/gim97.html :発表あり
http://fukugim.blogspot.jp/2012/09/919gim.html
http://fukugim.blogspot.jp/2012/10/1010.html
http://fukugim.blogspot.jp/2012/11/gim1102.html:発表あり
http://fukugim.blogspot.jp/2013/04/gim0301.html:発表あり
http://fukugim.blogspot.jp/2013/08/gim0607.html:発表あり(+振り返り)
http://fukugim.blogspot.jp/2013/09/gim-0912.html:振り返り
http://fukugim.blogspot.jp/2013/10/gim1004.html:発表あり
http://fukugim.blogspot.jp/2013/12/gim-1126-1206.html:振り返り
http://fukugim.blogspot.jp/2014/02/gim0207.html:発表あり
http://fukugim.blogspot.jp/2014/02/gim-0219.html:振り返り
http://fukugim.blogspot.jp/2014/05/gim-0521.html:振り返り
http://fukugim.blogspot.jp/2014/06/gim0606.html:発表あり:8例目

http://fukugim.blogspot.jp/2014/08/gim-07160813.html:振り返り

2014年9月6日土曜日

’14 地域医療教育推進事業:09月01~05日

9月1日は何の日でしょうか?  防災の日 ですね!
各施設の防災訓練の様子が放映されていましたが、TV越しではバタバタ感が伝わってきて、
当院の防災訓練の方がまとまりがあるように・・・思いました。ただ、備えは必要ですよね!
【防災訓練の様子】:http://fukugim.blogspot.jp/2014/08/0802.html

その後、残念ながら当地域も水災を被り、
地域救命救急センターの竣工式も中止となってしまいましたが、
9月1日は、記念すべき、当院 地域救命救急センターのOpenの日でした!
なかも診療体制が整い、単純に新しいから・・・ではなく、
導線にも配慮された、とても居心地のよさそうな救急室に変わった印象です。

さて、その9月1日から5日間、毎年恒例の 地域医療教育推進事業 が始まりました。
今年は、医学生が20名、看護学生が5名、 計25名 が参加されました!
まずは、KJ法から始まったのですが・・・




基本的に前年度のいいところを残しながら+αで改善をしていっているので、
変わったところを中心に説明します。
初日の午後は、地域救命救急センターの北川 昌洋先生を中心としたOff the Job Trainingで
災害医療やトリアージ法(START法)などを学びました。
同日夕の交流会では、SMART法トリアージも併せて学びました!

最終日は、香川 惠造院長の補足スライドとともに、
各参加者からのコメントで 包括的にWrap Up し、
短期間ではありますが、地域医療について体験・認識できたのではないかと思います。

そして、院内看護師さんの提案による、当院での”写真付” 修了書 も授与されました!
この類似の写真が修了書に添付!
参加された学生さん!
また、院内・院外で関わっていただいた皆さま!
本当にお疲れさまでした!
【過去のBlogも参照していただけると嬉しいです】
2013年度:http://fukugim.blogspot.jp/2013/09/13-090206.html
2012年度:http://fukugim.blogspot.jp/2013/01/12-090307.html

2014年9月4日木曜日

【医師会合同勉強会】:09月02日(火)

先日、今年度の健康診断の結果が返ってきました。
減量を意識しはじめた1年の Pre と Post の結果がわかる感じで、嬉しかったです。
ただ、Echoでは 肝臓が光っている ようで・・・:Labは正常、体脂肪も中性脂肪もなのですが・・・

さて、当院で隔月開催されている医師会の勉強会ですが、9月は2題、当科から発表しました。
発表用に新ネタを創ることもありますが、
多くは発表をアレンジ (そのままということは皆無です) して、発表しています。
今回は、
Pre発表 というか Post発表 というか、の発表 (いわゆる使い回し?)中西 優市郎先生
 ※ 今回のPost発表:http://fukugim.blogspot.jp/2014/06/gim0606.html
Pre発表(=今月の京都GIM症例) 西村 加奈子先生から、発表いただきました。

京都GIM=金曜日夕方の発表のスライドが、火曜日夜にほぼ完成しているというのは、
上司もビックリ!の眼を疑うような仕事です(上司に問題ありという噂も・・・)。

地域医師会の先生と症例検討を通じて、当院の考え方や対応を共有いただいたりすることが
地域の医療の質の向上 にも関わると思います。
Polypharmacy や呼吸機能・腎疾患・感染症関連(免疫低下など)、認知症やACPの問題も
急性期病院だけでなく、地域全体で取り組みたい問題です。
こういった勉強会だけでは情報伝達に限りがあるので、
また色んな事ができればいいなぁと個人的に感じています。

発表に関わってくれた先生方、お疲れさまでした!

【過去の発表歴・・・をまとめようと思いましたが、きっと漏れが出そうで諦めました:後日 乞うご期待】
2014年05月:生方 綾史先生(尿路感染症関連) 西村 加奈子先生(嚥下関連) 渡邉 力也先生(医学教育関連)
2014年03月:竹村 雅至先生(腎機能関連)
2013年09月:藤原 美佐紀先生(血液関連) 川島:http://fukugim.blogspot.jp/2013/09/0903.html
2013年05月:片岡 祐先生 藤原 美佐紀先生:http://fukugim.blogspot.jp/2013/05/pc0515.html

2014年9月1日月曜日

【院外講師】 藤田保健衛生大学 救急総合内科 教授 岩田 充永先生:08月29日(金)-30日(土)

ついに夏休みが終わりましたね・・・
夏休みの最後の週末は、小学校の宿題のチェック!というのが お決まり ですが、
当院では、院外講師の先生に来福頂き、勉強をしていました!
今回は、
藤田保健衛生大学 救急総合内科 教授 岩田 充永先生
にお越しいただきました。
【岩田 充永先生の著書をいくつか】
高齢者救急―急変予防&対応ガイドマップ (JJNスペシャル)
救急外来でのキケンな一言―トラブル事例に学ぶ診療のピットフォールとtips
日常診療のよろずお助けQ&A100―救急・外来・当直で誰もが出会う「困った」に経験とエビデンスで答えます! ERの哲人―救急研修マニュアル内科救急 見逃し症例カンファレンス M&Mでエラーを防ぐ:といった共著も多数

岩田先生には昨年度にも依頼させていただいたのですが、スケジュールの調整がつかず。
待望の来福・・・ではあったのですが、
今年度は輪をかけてご多忙のなかになってしまったのではないかと反省しています。
それでも、『 名古屋から2時間で近いよ! 』的な暖かい言葉を頂き、とても嬉しかったです。

29日(金)の 全体講演では 「 高齢者救急 ~”心肺停止”から”心配呈し”まで~ 」 という、
現在の医療では避けては通れない話題を提供していただきました。
第一会議室がイッパイになるくらいの聴衆で、関心の高さが伺え、
救急の現場は、メディアやドラマが報じる 「 救急室 」 のイメージだけではないことを含めて、
講演のなかでも 『 うん! 』 と頷く Pearl が満載でした。

翌30日(土) は 「 救急外来でのピットホール
として、ご講演予定だったのですが、
今回は、急遽、当院からも2症例を呈示させていただき、アドバイスをいただきました。
いわゆる臨床推論(診断あて)だけではなく、
もう少し深い部分にまで焦点をあてていただきました。
その後、岩田先生から
グループディスカッション方式で、腹痛・咽頭痛・外傷などをご教授いただきました
:各グループで10分間(岩田先生ご持参のタイマーもセッティング)で議論だったのですが、
自分が後輩に教えるとしたら? ”、という切り口で考える、とても斬新なdiscussionでした。
発表+岩田先生からの講義
+質疑応答(頼もしい発言がポンポンっと:皆さんの成長を実感しました)と、
上記のdiscussionの進め方自体が、個人的にもとても参考になる指導法でした!
懐かしい顔も複数・・・:わかるかな?
もちろん、金曜日 夜は懇親会@鳥名子も盛りあがりました:こういった機会は本当に貴重です。
多くのことを学ばせていただき、院内・院外での診療にも大きなヒントをいただきました。
岩田 充永先生、ありがとうございました!

今回は、西山 大地先生 が中心となって、まとめてくれました:事前の予習会も!

また、初期研修医からは、岡 浩平先生が、お世話係として
土曜日早朝の福知山ドライブには、(諸事情により) 片岡 祐先生 が車だしをしてくれました!
今年度2回目の院外講師招聘でしたが、本当にスムーズにおもてなしをしてくれています!
関わられた先生方、お疲れさまでした!
また、振り返りも宜しく! (前回の岸本先生分も・・・ですね)一応、03日(水)開催予定ですね!