2011年12月18日日曜日

【内科地方会】 12月17日(土) 村田先生、発表!

今年も寒くなってきました。
16日(金)は福知山で初雪を認め、17日(土)朝は自宅で小さな(本当に小さな)雪だるまを子供とつくりました。

で、17日は近畿の内科地方会が京都でありました。
福知山と京都では・・・。今日は福知山の方が寒かったですね。
第196回近畿内科地方会は当院にも非常勤で来ていただいている京都府立医科大学大学院医学研究科内分泌・代謝内科学の中村 直澄教授が大会長でした。
当院の演題が、第一会場(一番広いところ)の最終演題でしたので、大会長の締めの挨拶も拝聴できました。
本日は292演題、参加者は1,651名と過去最高だったそうです。

 当院の発表は、総合内科の蔵本 伸生先生 【好酸球性中耳炎が先行したアレルギー性肉芽腫性血管炎の一例】 と2年目の村田 裕先生 【病歴、身体所見より早期診断に至ったLemierre症候群の1例】 でした(蔵本先生の発表は見に行けませんでした。すみません)。発表者の写真を撮っている施設もありますが・・・どうも恥ずかしくてできません(村田先生、ゴメンなさい)。
 さて、村田先生はなんと、この3ヶ月で3回発表で大変だったと思います。ですが、主たるサポーターである和田 幹生先生とともに、素晴らしいスライド+発表でした。内科学会雑誌に推薦されないかなぁ・・・と思えるデキでした。発表だけでなく、文字として残すことは大事なこと・・・ですが、なかなか腰が(手が)重たいです。村田先生はかなり積極的だったので、何とかサポートしたいと思っています(和田先生、頑張って! アレ?
 スライドも当院内科での予演を2回経て、Version upしていました。皆さんのおかげでもあります。
このスライドを○年後も、当院の財産として、みんなで共有したいものです。
 発表後の質問は、自分が以前所属していた市立堺病院の若手の先生からでしたが、村田先生は適切に返答していました(実は市立堺病院は5演題出していて、総勢10名(11名?)で来られていたようで、以前、市立堺病院で同じ症例を発表したことを覚えておられるベテランの先生もおられました)。

 当院の症例もMedPeerでの発表症例でもありますが、京都GIMでの症例、先日の京都府立医大関連病院での発表症例もありました。皆さん、ある意味「使いまわしています」が、教育的な症例ほど、そうなると思っています。
 また今年度、当院で経験した症例も発表がいくつかあり、本来見に行けばもっと勉強になっただろうに・・・と思いながら、時間がなく行けなかったので残念でした。
 当院に以前所属していた先生が発表されていた症例もありましたが行けませんでした。ただ、先日、救急搬送でお世話になった神戸市立医療センター神戸中央市民病院の総合診療科の西岡 弘晶先生や、大阪・奈良・京都の同じ分野で働いている懐かしい先生方にも多数お会いできました。
 さて今後もできれば年2回は発表したいなと思っていますが、来年4月の内科学会総会で、研修医版の発表会もあるので、それにも出したいなぁと目論んでいます。抄録の提出が1月10日・・・と厳しいですが・・・。
優秀演題が表彰されるようなので、何となく頑張りたいです。

発表後は、飲んで帰る・・・にしては、時間が中途半端で、結局、伊勢丹のデパ地下でお弁当をタンマリ買って、新しくなった(といってもちょっと経っていますが)特急電車をボックスにして、3人で帰ってきました。村田先生は車だったので、指導医のみビール・・・でした。
とにかく・・・ 村田先生、お疲れさまでした!

【参考】 昨年12月の内科地方会のブログ:http://fukugim.blogspot.com/2010/12/1204.html

【当院メモ:内科地方会】
早田 洋樹ほか。無治療で経過した好酸球性血管性浮腫の一例 第185回日本内科学会近畿地方会。神戸:2009.12.3
中山 雅臣ほか。抗菌薬による急性好酸球性肺炎と考えられた一例 第188回日本内科学会近畿地方会。神戸:2010.12.4

村田 裕ほか。 病歴、身体所見より早期診断に至ったLemierre症候群の1例 第196回日本内科学会近畿地方会。京都:2011.11.17

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