2011年2月8日火曜日

第1回 感染症セミナー in 福知山! 

CRBSIについて語る 鈴木 龍児先生 と 酒井 千恵子先生@第2会議室
・・・の名称でよかったのかな? 当院でも感染症の勉強会をそっとやってみました。
 当院で初期研修(1年目のみ:たすきがけ)を受け、3年目に当院に戻ってきてくれた堀田 祐馬先生(消化器内科専攻ですが、感染症を含めて広く内科・救急・重症管理診療に興味を持ち続けています!) が、初期研修医を引っ張り、専攻医・スタッフの尻を叩いて、ようやく開催にこぎつけました。

狙いとしては、感染症診療について、
 「まとめて、みんなで」 勉強することによって文化を創ろう!
                                という想いでした。

もちろん、スライド作成に携わった先生が一番勉強になる・・・という原則も含めてです。

今回は第1回なので、あまりオープンにせず、コジンマリとやってみました。
スケジュールは
1000:総論                     1030:尿路感染症:クランベリージュースの差し入れあり
1130:抗菌薬(+グラム染色)  1230:肺炎     (1345:休憩)
1400:下痢                     1445:CVC関連 (1545:休憩)
1600:結核                     1645:髄膜炎   (1715:終了) でした。


 研修医+専攻医+総合内科スタッフに加えて、近隣の施設からは3名、また来年度から当院で専攻医で来てくれる先生も含めて、朝から夕まで勉強しました。

 「記憶」がある程度必要とされる感染症診療ですが、強弱をつけて基盤を固めれば、徐々に応用できると思いますし、各診療科で診療を行う研修医・専攻医の診療レベルがあがれば、施設全体の感染症診療力も上がってくると思いますし、最終的にはこの地域の感染症診療のレベルアップにつながれば・・・と思っています。もちろん来年度も行う予定です(時期は・・・秋?冬?)。

 総合内科としては、感染症診療関係の発表を頑張ってしていきたいと思っています(稀な疾患の症例報告、比較的頻度の低い症例の蓄積など)。すでにネタは暖めています・・・。

さて、今回の勉強会にまつわる隠れた真実(ネタ)を・・・

1:この勉強会、市立堺病院での感染症セミナーを元にして構成しています。
2:その勉強会が前日(2月5日【土】)にあって、当院の研修医6名が参加していました(ってことは連日、感染症の勉強漬け・・・?)
3:その勉強会に、来年 当院に専攻医で来てくれる先生(上記とは別の先生)も参加していました(福知山までは遠いので・・・来てもらえませんでした・・・なーんて)
4:その堺の勉強会は2006年度(2007年02月)に始めたのですが、その元になるのは、IDATENセミナーです(現在、参加の倍率が厳しくて・・・当院もかろうじて、毎回誰かが行ってます:今月末にも1名参加)
5:その第1回のIDATENセミナーで、大曲先生と初めてお会いして、懇意にさせてもらっています(いつか来福していただきご指導をいただきたいと思っています!)
6:その堺での工夫は、研修医をひきつける病院づくりのP91-93に載っています(えっ!宣伝・・・)

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