2011年1月25日火曜日

執筆関係!

少し時期がズレてしまったのですが・・・
当院の専攻医/スタッフが結構、執筆に関わっています。

 学会誌・・・ではなく商業誌なのが、学術的ではないかもしれないのですが、ある1つのことをまとめることは重要なことです。
 別に記載したとおり学会や研究会の発表も重要ですが、なかなか出不精になったり・・・というところもあり、こういう執筆の機会はとても貴重です。

さて、2008年04月以降に当院のスタッフ、専攻医が執筆したものをいくつか並べてみます。
何となく、 こういった関連なんだ・・・ って思いますかね?

いわゆるデビュー戦のものもありましたが、頑張って書かれていました。お疲れさま!

現時点で校正待ち、もありますが、順次、掲載していこうと思っています(ある意味、当院のメモみたいで見苦しいかもしれませんがご容赦を・・・)。

【当院メモ:筆頭者のみの名前:未記載があることも理解のうえです・・・:書き方も間違ってるかも・・・特に本】
《2010年》

鈴木龍児。スナップ診断で切り抜ける!救急外来 キーワードでひらめく直感的診断法 第10回 倦怠感。レジデントノート 12:2275-2281;2010
川城麻里。とにかく血培をとっておけばいいの? Medicina 47:764-767,2010
衣畑成紀。グラム染色を通して見た感染症診療の基本的な考え方。日本医事新報 4487:65-68,2010

川島篤志。Lemierre症候群。Medical technology 2010;38(6):582-583
川城麻里。「かぜ」の診かた。いきなり名医!見逃したらコワイ外来で診る感染症 感染症診療のコツのコツ。jmed mook 日本医事新報社。19-24;2010
鈴木龍児。III章 1.診察方法。人工呼吸器関連肺炎のすべて エビデンスに基づく予防・診断・治療。南江堂。110-112;2010
川島篤志。診察と検査はどのように違うのか~病歴や診察が検査より雄弁だった症例~。身体所見の小テスト。(2稿) 困りがちなあんな場面こんな場面での身体診察のコツ。羊土社。15-22 49-62;2010
川島篤志。小テストで学ぶ”フィジカルアセスメント” for Nurses 週間医学界新聞 看護師版。2010年09月から連載。
《2009年》
川島篤志。Evidenced-based medicine(EBM)を実践する。モダンフィジシャン 29(2):235-239,2009
川島篤志。考える診断学 失神。レジデントノート 10(11):11641-1648,2009
川島篤志。Part2 これだけは知っておこう 1.カルテの書き方。UCSFに学ぶできる内科医への近道 改訂3版。南山堂。36-46:2009
川島篤志。身体診察の「足し算」を始めよう 週間医学界新聞。2858号;2009:
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02858_01
《2008年》
川城麻里。忘れた頃にやってくる。診断力 強化トレーニング。医学書院。27-30;2008
川島篤志。食べられない人は救います!診断力 強化トレーニング。医学書院。65-68;2008

2011年1月18日火曜日

【院外講師】 西田 幸司先生:胸部CTの読み方

真ん中の洒落た眼鏡・渋い声の先生が西田先生 その横が弟子(?)の三宅先生 他2人が隠れキャラ?
15日(土)に市立堺病院 呼吸器内科の西田先生に院外講師としてきていただきました。

狙いとしては・・・
□ 当院に呼吸器内科 常勤医が不在
□ 当院に放射線科 読影医の常勤医が不在 
□ 呼吸器疾患は豊富

であり、胸部CTの読み方と実際の症例をご指導いただくことになりました。

昨年も来福していただいたので2度目の福知山になりました。
総合内科スタッフや2年目研修医は2回目・・・の人も少しいましたが、やはり勉強になりました。

当日は2本立てで
◆ びまん性肺疾患 ~二次小葉を中心とした考え方~
として、レクチャーをまずしてもらいました。
 胸部CTの基本的な読み方になる二次小葉を中心としたパターン・CT用語をしっかりと納得いくまで教えてもらいました。これがないと、胸部CTでディスカッションできませんし、これを知ってしまえばその後は比較的スムーズであるとも思っています。
 少人数(写真はホントに少数になっていますが・・・ 18名の参加でした)であったので、漠然と画像を遠くから眺めるのではなく、Pin-pointで指で追って理解してもらいました
(画像の読影で一番ダメなのは、「この辺が・・・」といって曖昧にさすことだと思っています)。

その後は・・・
◆ 症例/画像呈示
として、あらかじめ当院の研修医/専攻医/スタッフが準備していた画像を簡単なプレゼンとともに出して、指導してもらうということをヒタスラやってもらいました。

メチャクチャよかったです! とみんな言ってました。
えっ? みんなって・・・ 川島自身は実はほとんど参加できませんでした・・・。

残念ながら息子(1歳)がその日に入院しちゃったので・・・。ホストとしては失格でしたが、父親としてさらに失格になるわけにはいかなかったので、スタッフの川城先生に全進行を依頼しました(元々仕切っていただく予定でしたが)。

 終わりに西田先生から「来年もぜひ・・・」と言っていただいたので、可能であればお願いするとともに当院のレベルアップもはかっていきたいと思います。
 講師は西田先生だけでなく、その後輩の三宅先生(市立堺病院 呼吸器内科スタッフ)が主体となってしてくれるという話もあったので、その際は講師料の値引き交渉も・・・ なーんて。

2011年1月4日火曜日

あけましておめでとうございます

・・・(いきなりガッカリモードです)。

本来は、今年もお疲れさまでした・・・ という表題にする予定でした。
ブログの更新は大変ですね。

上記の写真は、12月29日(最終日)の夕方の症例チェックの景色です。
総合内科では毎日、夕方に症例のチェックをこのように図書室の電子カルテを使いながら、やっています(見学に来られた方は見たことありますよね)。

 1人が担当する症例は数が限られてしまいますが、他人の症例を共有する ことで、よくある疾患についての蓄積が、稀な疾患でも横から知識を得ることができます(最終的には症例を経験しないとなかなか実感しないものですが、『聴いたことがある』 と次に活かせます)。
時間的に全員が集合することはなかなか難しいのですが、やはり症例検討で得るものは多いと考えています。
 自分の症例を 「こなす」 だけでは、普通の病院と一緒 になるので、これからも症例の共有・蓄積を大事にしたいと思います。
 もう少しスタッフに余裕があれば・・・ また発表の場があれば・・・ やはり比較的頻度の少ない症例は 「まとめる」 べきです
 耳学問でいいのは、初期研修医+専攻医の2年目前半までで、それ以降は自分で 「しっかり調べる」 、そして自分で 「まとめて教える」 段階にステップアップして欲しいものです。
自分自身もサボっている部分がありますが、施設全体でレベルアップのために研鑽したいですね。

ちなみに当科の夕方のまとめでは、よくお菓子が出てきます。
出張すれば、銘菓を・・・ というのが、何となく定着しちゃっています。
小腹が出てきた・・・ではなくて、小腹がすいたときに、売店のお菓子も共有することがあります。

今回は年末だったので、福知山では有名・・・ いえいえネット通販では全国的に有名な「足立音衛門」の栗ケーキをみんなで食べました (ちょっと高めのやつ) 。2本買ってきたのですが、食べれなかったので年明けにもう一回楽しみます。断面積における栗の占有率がハンパなく、味もグゥ!です(グゥ・・・って)。
※ 福知山の銘菓については、以前、GPEPのブログでまとめてみました。いつかVer↑します。

それでは今年も宜しくお願い致します。