2010年12月28日火曜日

【勉強会の予定】:2011年以降

ブログ・・・ってタイミングを逃すと難しいですね。

今の時点で書き損なっているトピックスとして・・・
■ スタッフの執筆
■ 院内医療従事者向けの勉強会
■ 救急との関連:3つくらい話題が・・・
■ 高校生への話

■ 病院見学のときの話
■ 福知山の天気・生活環境・お遊びスポット(若い人向け+子育て世代向け) などがあります。時期がずれてもいつか掲載してみたいと思います。

それで、1月以降に予定されている院外講師・勉強会の予定のお知らせです。

◆ 1月15日(土):市立堺病院 呼吸器内科の西田 幸司先生を昨年に引き続いてお招きし、胸部CTの読み方のレクチャー + 当院の画像の呈示 → 解説 をお願いしています。

◆ 2月6日(日):感染症勉強会:当院では初めての試みですが、IDATENの勉強会のようなイメージで、院内の専攻医・スタッフ(+研修医)が主体となって、院内研修医/専攻医対象とした、感染症の総論+各論をまとめて勉強する機会を創る予定です。

◆ 3月5日(土) 6日(日):大船中央病院の須藤 博先生に来福いただきます。内容はまだご相談していませんが、身体診察・電解質・診断学などについて、ご教授いただきたいと思っています。

◆ 3月?日:当院の救急のチェックリストを用いた救急の復習会・・・(もっとセンスのあるネーミングを募集しようかなぁ・・・)を初期研修医+αで行う予定です。

また2011年度になりますが、
◆ 5月27日(金) 28日(土):藤田保健衛生大学 総合救急内科の教授に就任された山中 克郎先生に2年前に続いて来福していただく予定です。

◆ 院内院外講師?:2010年11月に行った、院内のスタッフが院外で行っている講演を院内研修医/専攻医/若手スタッフ向けに行います。たぶん7~8月ごろに行う予定です。

また2011年度はできればあと3人の院外講師を招聘予定です。
近隣施設で希望される方があれば、また連絡いただければと思います。

2010年12月22日水曜日

新メンバー と ローテーション!

2年目管理型 4人+1年目管理型3人+たすきがけ2人+新メンバーのローテーション:略語は想像で
前回、12月から新メンバー( 「AKB48」 ではないです)が参加しました。
それによって、ローテーションも替わりました( ヘビーローテーション♪ ではありません)。
もともとはローテーションはジャンケンで決めた?のかな (メインメンバーをジャンケンで決めたわけではありません・・・)。

 「AKB48」 について知っていることを、全力で書きましたが・・・ 限界です (実はメンバーも顔と名前が一致しません)。
「モーニング娘。」 なら少しはメンバーを知ってます・・・ 「おニャン子クラブ」 ならもうちょっと知ってます)。

はい! 真面目な話に移ります。

当院の初期研修医のローテーションの特徴は・・・
■ 研修医が管理型(2年間)とたすきがけ型(1年目のみ)が混在している
■ 循環器と救急(日中)には、常時人がいる
■ 麻酔科は1年目に必修、2年目も推奨
■ 4月は1年目と2年目がかぶる(オリエンテーション時のマンパワー不足解消+近い屋根瓦の完成の目的)
■ 精神科は近隣の病院で研修
                        があります。
制度も変わっているので、大事なことはある程度の柔軟性かと思います。

現時点で決まっていることは
□ 2年目に整形外科を1ヶ月
□ 外科・小児科・産婦人科は1ヶ月以上:小児科・産婦人科はできたら2年目に
□ 休日・夜間の日当直で救急を1ヶ月と考えて、日中の救急は2ヶ月
ということです。
 あとは、適宜、個人の希望にあわせて(もちろん指導体制が整うことと大きな人員の穴が空かないことを確認のうえ)、ローテーションを変更しています。

現時点の1年目の2年目研修のローテーションは・・・まだ未定です。
 来年の1年目研修医の人数次第(管理型 4名はフルマッチ:合格してくださいね!)で、またまたパズルを組みなおすことになります。
ただ、人員が増えることは、院内に活気が出て、本当にいいですね。

2010年12月21日火曜日

採血実習?

えっ? 今ごろ・・・ の話です。

うちの研修医はいつまで経っても、採血ができないんです・・・。
ではなくて・・・ 実は、この12月から新1年目研修医が当院に来てくれました。
12月から季節はずれのオリエンテーションを始めてます。
医師としての仕事・・・をする前に、病院全体の忘年会で 「AKB48」 を見事に踊ってました!
素晴らしい! 
振り付けはたった3日で完璧に習得!(将来有望?)
(いい写真がありますが、事務所からNGが出ているので・・・。生写真の販売は当院のみで行っています)。

 で、1人のためのオリエンテーションは段取りしにくかったので、今年度のオリエンテーションで説明をしてくれた部署に 「自分でアポイントを取って」 、直接お邪魔する形式を取りました。各個人の負担も少なく、顔の見れる関係が創れたと思います。

看護実習も通常通り、 「日勤→深夜勤」 をある病棟でお世話になりました。

 採血実習ですが、どういう段取りですべきか悩みましたが、最終的には 「若者の腕」 をお借りしました。ちょっと先輩の1年目・2年目研修医が腕を差し伸べながら、アドバイスをおくってくれていました。いわゆる上司は針が怖いので、差し出していません・・・が、当院に研修に来られていた 地域の救急隊員の腕 は、酒精綿だらけになっていました(もちろん、新1年目研修医の腕も・・・ですよ)。

 静脈採血だけでなく、留置針、動脈採血と、最初は上手くいきませんが、全然できない2年目など見たことがないので、安心して成長してもらうといいと思います。

他にも書くことがイッパイありますが、このへんで・・・。

2010年12月14日火曜日

内科地方会:12月04日@神戸 行ってきました!

日常臨床でいろんなことを経験することは大事ですが、ときどきは症例をキッチリまとめることも重要です。
地方会を含めた学会に症例を出すことは、一見めんどくさいのですが、得るものは多くあります。症例のまとめ・文献検索・スライド作成・プレゼンテーション・・・。
 また認定医/専門医の更新の点数にも必要ですし、他施設から見ても、Activityのひとつの目安にもなりえます。

 それで、当科としての学会・研究会での発表の実績は・・・ 実は多くはありません。
この2年間で、正式な学会での発表は
◆ 内科地方会:2回
 → 2009年12月 早田先生(当時研修医1年目) と 2010年12月 中山先生(総合内科 専攻医)だけです:末尾に記載。

□ 総合内科関連では、プライマリケア連合学会で、和田 幹生先生の発表があったり、川島が何かしたりはしていますが、これはまた後日、掲載します。
□ 当院内科としては、消化器内科関連の研究会などに積極的に発表されたりしています
□ 研修医としても、ちょっとした発表を行っています:後日、少なくとも年度末には掲示したいと思います

それで、学会発表までのプロセスは
◆ まずピン!とくること:症例発表に値する症例っぽいことを上級医が察知すること
◆ 発表に耐えれるだけの情報を集めること(普段以上に!):場合によっては検査過剰気味になることも仕方がないです
◆ そのうえで、発表する決意をすること:面倒ですが、勉強と思うことです
 
スライド創り、原稿創りは責任者の好みもありますが、施設のレベルが問われることにもなるので、シッカリ準備することが重要です。2009年の発表の際は、当時3年目専攻医の中山先生が、スライド創りのバックアップに入ってくれていて、発表者の早田先生も情報収集をキッチリしていました。若手が頑張ってくれるとベテランも楽チンです。

◆ 発表前には「予演会」があり、院長・副診療部長以下、スタッフ・専攻医・研修医の前で、スライド・発表のチェックをします。これがないと、意味がありませんが、いつも時間ギリギリ・・・です。
◆ 当日の発表は・・・ 遠方ということもあり、演者+責任者+αぐらいの少人数です。
 ただ、内科地方会は意識して参加すると、とても勉強にはなります(事前に演題をチェックすることもポイント)。他の施設のスライドのまとめ方も良くも悪くも勉強になります。

 今回の発表では少しマナー違反の方もおられましたが、それも人の振り見て・・・になります。
ちなみにマナー違反というのは
1:質問が長すぎる 
 → 個人的な質問、長すぎる質問はフロアの外で行うのが基本
2:セッションの途中で退席する
 → 自施設の発表が終わったからといって、ゾロゾロと出て行くのも失礼
3:詳細に発表内容を確認していないのに批判的な発言をする
 → 短時間では難しいかもしれませんが、批判する上では十分な吟味をするのが良識 
                                    でした。

 学会発表に参加できないメンバーが多いのは残念ですが、将来的には発表したスライドを院内でまとめて「発表会」としてフィードバックすることが、貴重な症例を埋もれさせないことだと思っています。前任地の市立堺病院では、研修医のOB/OG会を兼ねて、院内発表会をしていました。当院でも今後、そういった文化を創っていくつもりです。

 また余裕があれば、2年間の研修期間に研修医が発表、専攻医が発表 or 発表に深く関わることを意識させることができれば・・・と思っています。
 またMCR(Master of Clinical research)の学位を持たれている和田先生を中心にいろんな症例の蓄積をしています。数年後からは、「福知山市民病院における、×××疾患の○例の検討」というネタが出せるように頑張りたいと思っています。

中山先生、お疲れさまでした!

【当院メモ:内科地方会】
早田 洋樹ほか。無治療で経過した好酸球性血管性浮腫の一例 第185回日本内科学会近畿地方会。神戸:2009.12.3
中山 雅臣ほか。抗菌薬による急性好酸球性肺炎と考えられた一例 第188回日本内科学会近畿地方会。神戸:2010.12.4

2010年12月2日木曜日

ボジョレーヌーボの会!

また飲み会ネタ・・・ですし、少し旬を外してしまった感もありますが、多忙にて更新できませんでした(実はまだ仕事が溜まっています・・・)。

 次のネタ(ローテーションのこと)も書きたいとも思ったのですが、せっかく キレイな女性 の写真も撮ったので、個人的に保存しておくのもなんなので、アップします。

11月19日に近くのShot Barを貸しきった飲み会がありました。
メインは何と言っても、樽で購入されたボジョレーヌーボ です。

 毎年行われているこの会は、救急医長の先生が声かけをしていただいて、救急(+小児科病棟:救急医長が小児外科医長も兼任されている関係)に関わるスタッフが集まる多職種の飲み会でした。個人的には普段と違う人と飲めてとても楽しかったです。
 小児科や総合内科医師に加えて、研修医はほぼ全参加(一人当直です・・・)で、看護師(救急/病棟)・薬剤師・検査科の方が参加されていました(昨年は地域の救急隊の方も参加)。外科系の救急副医長や救急において24時間365日のOn call体制をひいて下さっている循環器医長の先生も出張後にスーツ姿で参加されました。

 救急は本当に複数の部署が関わる領域ですし、お互いの経験・知識を共有することによって、成熟する領域です。研修医や若手~中堅の総合内科スタッフ・専攻医にとっても重要な臨床現場です。
 いわゆる救命救急センターではないですが、地域に誇れる救急体制の構築に微力ながら尽くせる立場にあると思って、みんなで研鑽しています(いつか救急の体制についても紹介します)。